ガーデンフェンスで人気が高いのが斜め格子のラティスタイプです。明るい色合いのウッド系素材で作られた製品が多く、庭木や花々と相性の良い雰囲気を漂わせています。購入にあたっては、木材の温かみが感じられる天然木製を選びがちですが、ガーデン用であることを考えると、一般的な天然木では、やや不向きな面があります。ラティスの魅力である斜め格子は、使われている板が薄く細めの場合、天然木では強度がやや弱い面があり、重量のある壁掛けフラワーポットを設置した場合、不安定になることがあります。頻繁に水やりをすることで、ラティスにも水がかかり、腐食しやすくなるというデメリットもあります。ハードウッドと呼ばれる適度な強度を備えた天然木製であることが望ましいですが、やや高額の素材となります。

素材の違いを適材適所で生かして利用

人工芝の35mmタイプは、自然のものをほどよく再現した、プラスチック素材のアイテムです。こう書くといかにも硬そうではありますが、実際の手触りは柔らかくなっています。寝転んでも快適なため、子どもが怪我をするような心配もいりません。また、適度な長さを保持しているため、クッション性にも優れています。こうした面から、庭に敷き詰めるものとして使われるのが、もっとも一般的です。シートにはきちんと水を通すための小さな穴が空いています。雨が降っても水が溜まりにくくなっていますから、洗濯物を干す際にも便利です。また、屋内への設置も可能ですから、子ども部屋や遊び場に利用する人も少なくありません。すでに各地の屋内遊園地では導入が進んでおり、好評を得ています。ただ、火に触れると溶ける恐れがありますので、花火やバーベキューは避けたほうが無難です。

樹脂が向く場所には積極的に導入

上品さがあり、自然な温かみも感じさせる天然木ですが、腐食の心配があり経年劣化しやすいというデメリットのほか、シロアリ被害のリスクもはらんでいます。シロアリはウッドフェンスから住宅の木材にも侵入する恐れがありますので、導入後のマメなメンテナンスや点検が必要となります。植物で隠れる場所が多くなる場所に設置するのは、樹脂製が向いていると言えます。近年、品質が向上している樹脂素材では、木材のほか、竹にそっくりな製品も種類を増やしています。竹垣などは、和風庭園に欠かせないアイテムですが、天然の竹では変色しやすいこともあり、定期的な付け替えが必要になります。いったん設置したら長く使いたい目隠し用としては、いつまでも青竹のみずみずしい雰囲気が保てる樹脂製の竹が向いています。